ロレックス デイトナ・エル・プリメロ 16520 リューズやクロノグラフプッシュボタンの操作感はオリジナルのエル・プリメロと同様に古典的な感触で固め。

ロレックス デイトナ・エル・プリメロ 16520 リューズやクロノグラフプッシュボタンの操作感はオリジナルのエル・プリメロと同様に古典的な感触で固め。

搭載されているムーブメントもまたキモですよね。

ロレックスが「費用対効果で考えると、自社でクロノグラフムーブメントを作ることにはあまり魅力を感じなかった」と言う理由で、ゼニスから拝借したムーブメント、エル・プリメロ。

本来は1分間に36000振動という超高速ムーブメントなのですが、頑丈さと耐久性重視のロレックスはそのスピードを28800振動にまで抑えて採用しました。

まあ、超速振動によって出すことが生み出すことができる精度にあまり魅力を感じてなかったんでしょうね(笑)

それよりも耐久性を重視して、色々と自分たちの手で調整すればフツーに精度が出せると思っていたのでしょう。

リューズを触った印象はロレックスの例にもれず、固いです。

ねじ込み式なので、リューズを回して防水ロックを解除してからリューズを引き出し、そこからリューズをさらに回して時刻調整をしていきます。

ゼニス社のエル・プリメロにはリューズを引き出して秒針を止める「ハック機能」が付いていません。

このデイトナに採用されているエル・プリメロにもハック機能は付いていないため、秒単位で時刻を合わせることにはこだわらない寛容さが必要ですね。

クロノグラフのプッシュボタンもねじ込みロック方式なので、ねじ込みロックを回して解除してからボタンを押し込んで作動させます。

この手応えもオリジナルのエル・プリメロに負けず、固いですね。

硬くて「ボツっ!!」という唐突な手応え・・・感触的には古典的です。

発表されたリシャール・ミルの日本限定モデル

 11月17日(土)〜18日(日)に開催された「リシャール・ミル 鈴鹿 サウンドオブエンジン 2018」のイベント開催中に、リシャール・ミルがRM 030の日本限定モデルを発表した。独自機能と程よいサイズ感が人気のRM 030は、これまでにも日本限定モデルを出しており、本作が第3弾目となる。

 その独特の風貌で見る人の目を釘づけにするブラック&ホワイトのケースは、優れた耐熱性と強度に加え、電磁波の透過性で知らた素材、ホワイトクオーツTPT®︎とカーボンTPT®が組み合わされることで生まれる。製造はリシャール・ミルのケースファクトリー、「プロアート」によるものだ。クオーツTPT®とカーボンTPT®の層が偶発的に表れるため、出き上がったケースは全てが一1点モノの模様を有している。また、特許申請中のデクラッチャブル・ローターの自動巻き機構を搭載。これはパワーリザーブと連動し、巻き上げ残量が約50時間分を超えると自動的に12時位置の表示がOFFに切り替わり、ローターの巻き上げが空回りする。さらに、パワーリザーブが約40時間を切ると前述の表示がONに切り替わり、ローターの巻き上げを再開させるクラッチを搭載した画期的機構だ。