ロレックス エクスプローラー2 16570 ある程度アピールできるサイズを維持しながら軽い着け心地 〜中空ブレスレットの恩恵〜
さて、前回よりお送りしておりますロレックス・エクスプローラー2(16570)・白文字盤のインプレッションですが、
今回はいよいよ実際に使ってみた印象です。
腕に載せると日本人の細い腕に載せてもギリギリ負担を感じさせない40mmのサイズ。
エクスプローラー1(114270)の軽快さにはさすがに及びませんが、現行のロレックスとは違った軽い着け心地とブレスレットの着用感の良さに思わずため息が漏れます。
「これがロレックスなんだよな〜」と思ってしまうのです。
その軽快さの大きな理由はこのオイスター中空ブレスレット。 コマの内部が空洞であるため、見かけほどの重さがないのです。
この軽さはこのサイズの時計には本当にありがたいことです。
現行の時計であれば、チタンなどの特殊な素材を使っていない限りは、どのメーカーでも40mmのケース幅を超えてしまうとある程度以上の重さになります。
正直、落ち着いてきたとはいえ一旦時計の巨大化を経験してしまった今、36mmのサイズでは物足りないという人も多いと思われ、40mm以上のスポーツモデルを着けたい人も多いのではないでしょうか。
ただ、現行品の40mmオーバーの時計はラグジュアリー化してきたこともあり、ある程度以上の重量があり、「着けているのを忘れる」には程遠い状況です。
見かけ的には40mmくらいのサイズがないと物足りない・・・でも、重さがあるとやはり毎日着けているうちに負担になる・・・
でも、5桁ロレックスであればある程度アピールができるサイズを確保しておきながら、この軽さ・・・
エクスプローラー2(16570)の重さは126.6gです。
それに対して現行のエクスプローラー1(214270)は、時計ケースの幅が39mmと今回ご紹介しておりますエクスプローラー2よりも若干小さいにもかかわらず、136.2gと今回ご紹介しております16570よりもおよそ10gも重いのです。
時計ケース本体の大きさが若干小さいにもかかわらず、総重量で上回ってしまっているということは、ブレスレットが重さを稼いでいるからに他なりません。